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Diary

建築家 降旗範行・酒井千草が主催する建築設計事務所FULL POWER STUDIOのオフィスの日常やニュース

2026年に実施された三田市「新統合中学校建設基本設計・実施設計等業務委託」の公募型プロポーザルに、当社はパシフィックコンサルタンツ株式会社と設計共同企業体として参加し、最終審査の結果、当共同企業体は次点となりました。


本プロポーザルは、三田市立上野台中学校と八景中学校を統合し、三田市川除地内に新設する統合中学校について、建築基本設計・実施設計と、造成・調整池・道路・水路などの土木設計を一体的に行う設計者を選定するものでした。

 

審査は、清水陽子氏、日置和昭氏、山口彩氏、足立清和氏、山本直也氏、中根隆嘉氏の6名により、建築・土木・教育などの多角的な視点から行われました。

 

本提案では、武庫川や有馬富士、北摂連山に囲まれ、二つの中学校区の風土が重なり合う場所に、地域とともに育つ新たな学校を提案しました。学校の中心には、ものづくりや探究、芸術、科学が日常的に交わる「STEAMラーニングコモンズ」を配置し、多様な学びが自然に可視化され、互いに刺激し合う空間を計画しました。

 

地域に開かれた学びの拠点として、生徒一人ひとりの主体性と挑戦を引き出し、新たな文化や交流が育まれる学校像を目指しました。

2025年に実施された「新花巻図書館整備基本・実施設計業務委託プロポーザル」において、当社は全国61者の応募の中から、第二次審査に進む6者に選定されました。


 

選定委員会は、委員長の乾久美子氏、副委員長の吉成信夫氏をはじめ、小野田泰明氏、竹内昌義氏、早川光彦氏、松田英基氏の6名で構成され、建築設計・都市計画・図書館学などの多角的な視点から審査が行われました。

 

本提案では、宮沢賢治が描いた「イーハトーブ」の思想を現代に再解釈し、花巻の風土を体感できる図書館を構想しました。北上川流域の蛇行によって育まれたひだ状の微地形が、多様な自然環境や人々の営みを受け止め、豊かな文化を形成してきたと捉えています。この風土の構造を建築へと翻訳し、ひだ状に連なる多様な居場所と活動の場を計画することで、人・知識・文化が交わり、新たな関係性が育まれる空間を提案しました。さらに、市民との対話を重ねながら建築を育てていくプロセスを通じて、現代の「羅須地人協会」となる場の創造を目指しました。

architecturephoto.netにて開催中のSDレビュー2025の入選作品の展覧会レポートが掲載されています。弊社作品は「降旗範行+酒井千草」としての提出となっております。


東京会場の会期は9月28日(日)までとなっております。詳細は記事末尾に掲載されておりますので、あわせてご参照ください。ご来場賜れましたら幸甚に存じます。




architecturephoto.netにてSDレビュー2025の展覧会レポートが掲載


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